建設業・女性活躍推進へ着実な歩み~青森県
こんにちは。
青森県弘前市の社会保険労務士、香取です。
本日は、建設産業、女性活躍推進へ着実な歩みについて説明します。
◎建設産業、女性活躍推進へ着実な歩み
◇青森県が実態調査~環境整備コスト増など課題
・青森県監理課は、今年1月に実施した「建設産業の女性を取り巻く環境の実態調査」の調査結果を公表した。2015年度に行った前回調査と比較すると、女性の活躍を推進する取り組みを行っていると答えた企業の割合が増加するなど、県内建設業においても取り組みが進んでいる一方で、託児所の問題や女性のための職場環境整備にかかるコスト増など、取り組みが進んだが故の問題や課題が見えてきた。(町田大祐)
・就業者に占める女性比率の変化を見ると、技術者は前回の2.9%から2.7%とやや減少したが、事務系職員は前回の56.5%から66.2%に増えており、合計で前回の11.7%から12.6%に増加。調査年度の採用者に占める女性の割合も前回の13.1%から18.5%に増加している。
・また、女性の活躍を推進する取り組みを行っていると答えた企業の割合は前回の22%から27%に増加しており、産前・産後休業制度や育児休業制度、子供の看護休暇制度を支援するソフト面の取り組みを行う企業が増えている。
・ハード面の環境整備では、現場に女性専用トイレを設置していると答えた企業の割合が、前回の7.2%から28.7%に大幅増となったほか、女性に適した作業服やヘルメットなどの安全保護具を用意していると答えた割合も前回の18.8%から28.7%と大幅に増えた。
・女性活躍を推進する上での問題や課題では、女性の離職率に対する懸念や、時間外労働および深夜勤務をさせにくいという回答が減少した一方で、「女性が働くにあたり託児先がない」、「女性のための職場環境整備(トイレ、更衣室、作業着など)の導入」が50.8%、「家庭との両立に配慮した始業時間、就業時間など労働時間の見直し」が47.2%と高い回答率を得た。
・この調査は、本県建設産業において、さらに多くの女性が活躍できる環境づくりのための基礎資料とすることを目的に実施したもので、今年1月に県有資格建設業者名簿登載者1297社を対象に行った。そのうち687社から回答を得ており、2015年度の前回調査との比較には前回調査対象となった一式工事特A級業者(前回324社、今回328社)のデータを用いた。
◇香取社労士からひと言
●私は、建設業関連(設備・水道工事関連資材問屋に約30年)勤務しており、業界のことはよく知っております。これからは、女性の活躍がないと労働力の確保において難しい場面が予想されます。女性の活躍のための労務管理・就業規則の作成は重要になってきます。
●助成金(返済不要のお金)を使って、より生産性の良い職場に変えていきませんか。
●青森県(弘前市・黒石市・平川市・五所川原市・つがる市・青森市など津軽地方一円)がサービス対象エリアです。
本日はここまでとします。
またのご訪問お待ちしております。
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