ヒアリングで見えた他の病気での請求の可能性!

こんにちは。
青森県弘前市の社会保険労務士、香取です。

本日は、ヒアリングで見えた他の病気での請求の可能性について説明します。

◎他の病気での請求の可能性

・本人が日常生活や就労に困難さを感じていても、障害年金の支給対象となる「障害の状態」に該当しないと判定されることがあります。当事務所でも、「請求してみたが障害の状態に該当しないと通知が来た」「自分の状態が認定基準にあてはまるか心配」というご相談を受けます。
・社会保険労務士が相談を受けた場合、相談者が持参した資料や面談での聴き取りをもとに、本人が訴える病気や障害での請求の可能性を考えます。同時に「他にも病気はないか?」をヒアリングで探ります。その結果、やはり本人が主張する病気や怪我で請求しても障害状態に該当する可能性が低い、あるいは障害認定日の診断書がなく遡及できないという場合でも、他にも病気があり、それが障害年金に該当しそうなら、そちらで請求手続きをするという方法もあるからです。
・たとえば、うつ病での請求で来所された方がいらっしゃいましたが、すでに通常勤務(週5日・正社員)をしており、欠勤は月1回程度とのこと。日常生活もほぼ制限なく出来る状態まで回復していました。そのため、うつ病としての障害年金の請求を見合わせ、「今まで手術をしたことはありませんか?」と聞いたところ、変形性膝関節症で人工関節を挿入置換していることがわかりました。人工関節の挿入置換は、障害等級3級以上に該当。そこで、変形性膝関節症で請求を行い、無事に障害厚生年金3級を受給できました。
・また、がんの相談で来られた方で、がんの初診日より前にクローン病で人工肛門を装着しているとわかり(障害等級3級以上に該当)、遡及請求で過去5年分の障害厚生年金を受給したケースもあります。

●こうした例は珍しくありません。

・障害年金制度がまだ周知されていないため、自身が該当していると気づかず、請求していない人が多いからです。社会保険労務士は面談の際、相談者に様々な角度から質問を投げかけ、ヒントを探ります。本人が気づかない病気や怪我による受給の可能性を見出せるという点は、経験豊富なプロに相談するメリットの1つではないかと思います。

◇香取社労士から一言

●前述したとおり、ヒアリングにおいて受給の可能性を探りますので、一人で悩まずにお気軽に電話かメールでご相談ください。
●香取社労士事務所での、障害年金のサポートエリアは弘前市・黒石市・平川市・五所川原市・青森市・藤崎町・板柳町・大鰐町・つがる市・鶴田町・鯵ヶ沢町・深浦町・田舎館村・西目屋村など、つがる地方一円をサポートしております。

本日はここまでとします。次回に続きます。
またのご訪問お待ちしております。

2019/11/19

社労士のお役立ちブログ

無料相談・お問い合わせ

〒036-8064 青森県弘前市大字東城北3丁目1番地8 

対応エリア

弘前市及び津軽一円

  • 弘前市
  • 黒石市
  • 平川市
  • 青森市
  • 五所川原市
  • つがる市
  • 藤崎町
  • 大鰐町
  • 板柳町
  • 鶴田町
  • 鰺ヶ沢町
  • 深浦町
  • 中泊町
  • 田舎館村
  • 西目屋村

※上記以外の地域も相談に応じます。お気軽に問い合わせ、相談ください。

香取社会保険労務士事務所

  • 就業規則作成

    会社を守る就業規則を作りましょう。

    詳しくはこちら
  • 助成金申請返済不要のお金

    助成金申請代行業務からコンサルティング業務に至るまで、ワンストップにてご提供させていただきます。

    詳しくはこちら
  • 障害年金サポート

    障害年金や障害手当金の申請をサポート致します。

    詳しくはこちら
  • 顧問契約

    社労士と顧問契約を結ぶことで、人事や労務問題に関しての失敗を未然に防ぐことができます。

    詳しくはこちら
  • 労務ドクター(メール顧問契約)

    手続きはご自分で、相談のみを行いたいという会社様のための、メール相談専門の顧問契約です。

    詳しくはこちら

社労士ブログ

  • なぜ就業規則が必要なのか?~香取社会保険労務士・弘前市

  • 労働条件・労働契約の意義(同一労働同一賃金)

  • 採用に関する問題~労働契約

  • 就業規則の運用~社労士のするアドバイスとは