トラブルを未然に防ぐのが社労士の仕事

こんにちは。
青森県弘前市の社会保険労務士、香取です。

本日は、トラブルを未然に防ぐのが社労士の仕事について説明します。

◎トラブルにつながるような情報は見逃さない

●トラブルを未然に防ぐのが社労士の仕事

・これまでに、会社が人を雇うためには、実に様々な手続きが発生することを説明してきました。とこらが、「感情の生き物である¨人¨」は、千差万別の考え方、生き方をしているため、就業規則などで統一的な人事・労務管理を行っていても、問題が発生します。
・社労士は、そのような一筋縄ではいかない、¨人¨を扱う仕事ですので、法律論では解決できない問題に日々直面しています。それらの諸問題に向き合っていくときに最も重要なのが、トラブルになりそうな出来事に対して「事前」に対策をうてるかどうかということです。
・人には感情がありますから、トラブルとなった後では、解決のための方法が限られてしまいます。会社と社員の間も、些細な行き違いや誤解から大きなトラブルへと発展してしまうことがあります。
・このような行き違いや誤解を「事前に察知」し、大きなトラブルへと発展しないように、「事前に対策」をとることが、人事・労務管理を専門とする社労士の重要なミッションであると考えます。

●事務代行業務の中から「事前に察知」

・顧問として関与する社労士は、継続的にその会社に関与しているわけですから、「事前に察知」するよう努めることが重要です。
・たとえば、社会保険料の等級変更を行う月額変更手続きのときにも、賃金台帳をみれば、それぞれの賃金の決定に何かしらの理由が存在しているはずです。
・給与計算業務を代行している顧問先であれば、出勤簿などの勤怠データを毎月みているわけですから、それを見れば、遅刻が多い人や欠勤が多い人、他の社員と比べて残業が異常に多い人など、人事・労務管理上の重要な情報が見えてきます。
・「手続き業務が発生しているとき」とは、よい意味でも悪い意味でも社員に何かしらの変化があったときですので、それがトラブルの元となるような変化でなかったとしても、「知っておく」ことに大きな意味があると考えます。もちろん、トラブルにつながりそうな情報であれば、すぐに経営者に連絡をとって「対応策を検討する」、「注意喚起を行う」など、「事前」に動くことができます。
・社労士という資格の独占業務である手続き代行業務は、「社労士だからこそできるコンサルテイング」に直結していると考えます。社労士が、顧問として関与することでトラブルを未然に防ぐことができると考えます。

◇香取社労士の思い

・顧問社労士と会社が「継続的」にお付き合いすることで、人事・労務に関する手続きを代行しているだけではない「付加価値」としての、社労士にしかできないコンサルテイング業務を提供して、トラブルを未然に防ぐように努めます。

本日はここまでとします。次回に続きます。
またのご訪問お待ちしております。

 

2018/9/27

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